B型支援
「うつ病」「不安障害」でお悩みのあなたへ|“無理なく働く”を応援する就労継続支援B型作業所という選択
こんにちは。
私たちは、滋賀県大津市にある就労継続支援B型作業所「エール」です。
このページをご覧いただいているということは、今、もしかすると「うつ病」や「不安障害」で悩んでおられるかもしれません。
あるいは、身近な方がそのような状況にあるかもしれません。
- 「外に出るのがつらい」
- 「働きたい気持ちはあるけど、自信が持てない」
- 「人と接するのが怖い」
- 「心が疲れてしまって何もできない」
こうした思いを抱える方は、実はとても多くおられます。そして、それは“甘え”でも“怠け”でもありません。
心と体のエネルギーが、今ちょっとだけ足りていないだけです。
そんなときにこそ、私たちのような就労継続支援B型事業所の存在を知っていただきたいのです。
就労継続支援B型とは?
「就労継続支援B型作業所(以下、B型事業所)」は、
一般企業での就労がまだ難しい方に対して、“自分のペースで働く練習”ができる場所です。
例えば、うつ病や不安障害の方にとって、いきなりフルタイムで働くのはとてもハードルが高いもの。
「今日は行けそうだけど、明日は行けるか分からない」
「人に会うのがしんどい日もある」
「体調に波がある」
そんな日々の変動を前提に、無理なく、でも“社会とつながる”一歩を踏み出せるようサポートするのがB型事業所です。
B型事業所でできること
エールを例にご紹介すると、B型事業所では次のような活動を行っています:
- 軽作業(封入、シール貼り、梱包など)
「集中力が続かない」「人と話すのが苦手」な方でも安心して取り組める作業内容です。スピードではなく、“丁寧さ”や“自分らしさ”を大切にしています。
- 創作活動(ぬり絵、ハンドメイド、PCを使ったデザインなど)
「気分転換したい」「自分の好きなことを見つけたい」そんな方に好評です。作った作品が商品化されることもあります。
- 感情マネジメント(キモチプラス)
不安やイライラ、落ち込みの波と上手に付き合う練習ができます。うつ病・不安障害の方が“自分を責めすぎない”ためのヒントがたくさん詰まっています。
- 生活リズムのサポート
週1回、短時間から通所可能。まずは「決まった時間に外に出る」「人とあいさつする」そんな小さな習慣づくりから始められます。
うつ病・不安障害の方にとってのメリット
■ 体調に合わせて無理なく通える
エールでは、体調に波があることを前提に支援しています。調子のよい日に2時間だけ参加する、週に1~2回からスタートするなど、あなたに合わせた通い方が可能です。
■ お金の不安もサポート
B型作業所では、作業を行うことで“工賃(こうちん)”という形で報酬が支払われます。
高額ではありませんが、「働く=ありがとうが形になる」ことを実感できます。また、福祉サービス利用料もほとんどの方が自己負担0円で利用されています。
「休むこと」も「動くこと」も、どちらも大事です
うつ病や不安障害の回復において、「ちゃんと休むこと」はとても大切です。
でも、ずっと家に閉じこもっていると、余計に不安や焦りが募ることもあります。
そんなときは、「頑張る」よりも、「ちょっと動いてみる」選択肢を。
そして、「働く」ではなく「過ごしてみる」「参加してみる」から始めてみませんか?
利用までの流れ(安心のステップ)
- 見学・相談(無料)
まずはお気軽に事業所にお越しください。お話だけでも大丈夫です。 - 体験利用
1日だけ、1時間だけの体験利用もOK。不安な気持ちも、一緒に確認していきます。 - 福祉サービスの手続き
通所を希望される場合は、市役所で「障害福祉サービス受給者証」の申請が必要です。スタッフが手続きもサポートします。 - ご利用スタート
初めは短時間からでもOK。「今日はお話だけ」ももちろん大丈夫です。
まとめ|「あなたのペース」が何より大切です
私たちエールは、うつ病や不安障害で苦しむ方が「自分を取り戻す場所」でありたいと願っています。
焦らず、自分のペースで、今日のあなたにできることを一緒に見つけていきましょう。
「できないこと」より、「できること」に目を向ける毎日を。
「つらい気持ち」もそのままでいいから、一歩踏み出してみませんか?