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2025.08.21

移行支援

発達障害と「働くこと」

発達障害をお持ちの方の多くが、就職や職場での継続に悩みを抱えています。

働きたい気持ちはあるのに、「自分には無理かもしれない」と自信をなくしてしまうことも少なくありません。

そんなときに頼れるのが、**就労移行支援事業所「エール」**です。

エールは発達障害の特性を理解し、一人ひとりに合った働き方を一緒に見つけていける場所です。


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発達障害と「働くこと」

発達障害にはASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如・多動症)、LD(学習障害)などさまざまなタイプがあります。

• ASDの方:人との距離感や空気を読むことが苦手、こだわりが強い
• ADHDの方:忘れ物やケアレスミスが多い、集中が続きにくい
• LDの方:読み書きや計算に困難がある

それぞれ特性は違っても、職場では「努力不足」と誤解されてしまい、つらい思いをした方も多いでしょう。

でも、発達障害の特性は「弱み」だけではなく、強みにもなります。

・得意分野に没頭できる集中力
・正確さを求められる仕事への適性
・独自の視点からの発想力

エールでは、こうした特性を生かしながら働く方法を一緒に探していきます。


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エールが発達障害の方にできること

1. 一人ひとりに合わせた支援
発達障害の特性は人によって大きく異なります。エールでは「あなたに合ったやり方」を一緒に見つけ、就職に向けた支援計画をオーダーメイドで作成します。

2. 生活リズムから整える
「朝起きるのが苦手」「スケジュール管理ができない」といった課題に対して、生活リズムを整える練習やタイムマネジメントの工夫を一緒に取り入れていきます。

3. スキルを伸ばすトレーニング
• パソコン練習(Word、Excelなど)
• 事務作業(データ入力、チェック作業)
• 軽作業(封入、仕分けなど)
自分の得意・不得意を確認しながら、働くために必要なスキルを少しずつ身につけられます。

4. コミュニケーション練習
発達障害の方にとって、人とのやりとりは大きな課題の一つです。エールでは、少人数の落ち着いた環境で、あいさつや報告・相談などの練習を行い、安心して人と関われる力を育てます。

5. 職場への合理的配慮のサポート
就職活動では「自分の特性をどう伝えたらいいか分からない」という不安も多いもの。

エールでは、企業に「見通しのある指示が有効」「静かな環境で力を発揮できる」といった合理的配慮を伝えるサポートも行います。


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利用の流れ
1. 見学・相談
雰囲気を知るだけでもOK。ご家族と一緒でも大丈夫です。

2. 面談
特性や困りごと、どんな仕事をしてみたいかをスタッフと話し合います。

3. 利用開始
週1日・午前中だけからでもスタート可能。少しずつ慣れていけます。

4. 就職活動・定着支援
実習や面接練習を経て就職へ。就職後も定着支援が続くので、長く安心して働けます。


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利用者の声

• 「ミスが多くて自信をなくしていましたが、スタッフと一緒に工夫を見つけることで少しずつ改善できました」

• 「コミュニケーション練習で、人に頼ることができるようになりました」

• 「就職後も支援員さんが職場に理解をお願いしてくれたので、安心して働けています」


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最初の一歩は「小さな相談」から

発達障害があると、「こんな自分が働けるのか」という不安が大きくなります。

でも、エールでは「見学だけ」「相談だけ」でも大丈夫です。まずは自分の課題や希望を整理することから始められます。


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最後に

発達障害の特性は、あなたの個性であり強みでもあります。

エールは「働きたいけど不安」という気持ちに寄り添いながら、あなたらしい働き方を見つけるお手伝いをします。

「自分に合う仕事を探したい」
「強みを生かした働き方を見つけたい」

そう思ったときが、動き出すチャンスです。

まずは見学や相談から始めてみませんか?
エールのスタッフは、あなたの特性を理解し、一緒に安心できる未来を考えてくれます。

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