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【本人公表】精神障害を抱えている有名人8選|心の病と共に生きる姿から学ぶ
はじめに|精神障害は「特別なこと」ではない
うつ病、双極性障害(躁うつ病)、パニック障害、ADHD(注意欠如・多動症)などの「精神障害」は、誰にでも起こり得る身近な病気です。
しかしその一方で、「働けないのでは?」「社会に出るのは難しいのでは?」といった誤解や偏見が今なお根強く残っています。
そんな中で、ご本人が自ら精神障害を公表しながらも、社会の第一線で活躍している有名人が数多くいます。
この記事では、本人の発信に基づき精神障害の存在を明かしている10名を紹介し、「心の病と共にどう生きるか」「就労にどうつなげるか」を考えます。
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本人が公表している精神障害を持つ有名人10人
1. 岡村隆史(ナインティナイン)|うつ病
お笑いコンビ「ナインティナイン」の岡村さんは、2010年に突如活動を休止。
その後、自身がうつ病のため長期療養していたことを明かしました。
復帰後は「ちゃんと休むことの大切さ」「助けを求めることの重要性」をメディアで語り、多くの人々の励みとなっています。
2. 田中聖(元KAT-TUN)|双極性障害(躁うつ病)
元KAT-TUNの田中聖さんは、SNS上で双極性障害を患っていることを告白。
躁状態と抑うつ状態の波が激しい中での生活の困難さや、それでも「病気を隠さず生きていく」姿勢を示しています。
彼の発信は、同じ病に苦しむ人々にとって大きな勇気を与えています。
3. KABA.ちゃん(タレント)|うつ病・適応障害
KABA.ちゃんは、性別適合手術やジェンダーの問題とともに、うつ病や適応障害の経験をテレビ番組で公表。
カミングアウトと同様に、「心の病も隠さず語っていくことが社会を変える第一歩」と語っています。
4. 長嶋一茂(タレント・元野球選手)|パニック障害
元プロ野球選手で現在はタレントとして活躍する長嶋一茂さんは、現役時代にパニック障害を発症していたことをテレビで公表。
電車に乗ることすらできず、精神的に非常につらい時期があったと語っています。「誰にでも起こりうること」として、偏見をなくす発信を行っています。
5. 伍代夏子(演歌歌手)|パニック障害
演歌歌手の伍代夏子さんは、20代の頃にパニック障害を経験。
ライブ中に突然息苦しくなり、長期間苦しんだ過去を告白しています。
その経験を踏まえ、「焦らず、無理をせず、日々を丁寧に過ごすことが大切」と語っています。
6. GACKT(ミュージシャン)|適応障害
GACKTさんは、2021年に体調不良で活動を一時休止。
その後、自身の公式サイトで**「適応障害」と診断されたこと**を公表しました。長年のプレッシャーが積み重なり、精神的にも限界だったと率直に語り、「休む勇気を持つ大切さ」を訴えています。
7. 中川翔子(タレント)|パニック障害
中川翔子さんは、パニック障害の症状や生きづらさ、発達障害の傾向をYouTubeや著書でオープンに語っています。
「普通になれないことを責めないで」「自分を知ってあげることが何より大事」と、優しいメッセージを送り続けています。
8. ナヲ(マキシマム ザ ホルモン)|うつ病
ロックバンド「マキシマム ザ ホルモン」のドラマーであるナヲさんは、産後うつの経験をブログで公表。
出産後に気力が湧かず涙が止まらなかった経験を綴り、「誰でも心がしんどくなるときがある」と率直に語っています。
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精神障害があっても「働くこと」はできるのか?
結論から言えば、「精神障害があっても、適切な支援と環境があれば働くことは十分可能」です。
実際、紹介した有名人たちは「心の病」をオープンにしながらも、自分らしいペースで活躍を続けています。これは、就労を希望する精神障害を持つ方にとっても大きなヒントになります。
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エールができること|精神障害を持つ方の「働きたい」を応援します
就労移行支援事業所「エール」では、精神障害・発達障害・不安障害などを抱える方々の就職までのステップを丁寧にサポートしています。
▽支援内容の一部
• 心と体の安定を目指す生活リズム支援
• ストレス対処・コミュニケーション練習
• パソコンスキル・ビジネスマナーの習得
• 履歴書・職務経歴書作成、面接練習
• 企業実習のマッチング
• 就職後の定着支援(フォロー面談など)
精神障害を理由に働くことをあきらめる必要はありません。「働きたい」と思ったその気持ちこそがスタートラインです。
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まとめ|公表は「弱さ」ではなく「強さ」
今回ご紹介した有名人たちは、決して「完治した」わけでも、「強い人」だったわけでもありません。
「隠さずに語る」という選択をしたことで、同じ悩みを抱える人々に安心感と希望を与えてくれています。
就労移行支援エールでは、あなたが「自分らしく働く」未来を一緒に考えます。
🌱「心の病があっても、働ける社会」を私たちと共に実現しませんか?