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2025.03.25

移行支援

大学卒業後に就労移行支援事業所という選択肢

■はじめに

大学を卒業すると、多くの人が就職を目指します。

しかし、すぐに一般企業で働くことに不安を感じたり、うまく適応できるか心配になる方もいるでしょう。

特に、発達障がいや精神障がい、または身体的なハンディキャップを持つ方にとって、いきなりの就職は大きな負担となることがあります。

そのような場合、「就労移行支援事業所」という選択肢があります。

本記事では、大学卒業後に就労移行支援事業所を利用するメリットや活用方法について詳しく解説します。

■就労移行支援事業所とは?

就労移行支援事業所とは、障がいのある方が一般企業で働くための準備をする支援機関です。

厚生労働省の管轄のもと、全国各地に設置されており、障害者手帳を持つ方や、医師の診断・意見書がある方が利用できます。

提供される支援には、以下のようなものがあります。

  • 職業訓練:業務スキルの向上、パソコン研修、ビジネスマナーの習得
  • 職場実習:企業での体験実習を通じて、職場環境に慣れる
  • 就職活動支援:履歴書・職務経歴書の作成支援、面接対策
  • メンタルサポート:ストレス管理、コミュニケーション能力向上のサポート
  • 定着支援:就職後の職場適応をサポートし、長期的な安定就労を目指す

大学を卒業したばかりの方が、これらの支援を活用することで、自分に合った職場を見つけるための準備ができます。

■大学卒業後に就労移行支援事業所を利用するメリット

  1. 自分に合った仕事を見つけられる

大学を卒業してすぐに就職することが難しい場合、焦って仕事を探すよりも、じっくりと適性を見極めることが重要です。

就労移行支援事業所では、個別に適性を診断し、本人の特性や希望に合った職種を見つけるサポートを行います。

  1. 職場環境に慣れることができる

大学生活と職場環境は大きく異なります。企業での実習を通じて、職場の雰囲気や仕事の流れを体験することで、スムーズに社会人生活をスタートできます。

  1. ビジネスマナーを学べる

社会人として求められる基本的なビジネスマナー(敬語の使い方、電話応対、報連相など)を学ぶことで、自信を持って就職活動に臨むことができます。

  1. メンタル面のサポートを受けられる

新しい環境に適応することに不安を感じる方も多いでしょう。

就労移行支援事業所では、メンタル面のサポートも充実しており、カウンセリングやストレス管理の指導を受けることができます。

  1. 自分のペースで就職活動ができる

一般の就職活動では、短期間で内定を獲得することが求められますが、就労移行支援事業所では、一人ひとりのペースに合わせた支援が受けられます。無理なく準備を進めることができる点も大きなメリットです。

■就労移行支援事業所の利用方法

  1. 利用条件を確認する

就労移行支援事業所は、障害者手帳を持っている方や医師の診断・意見書がある方が対象です。

自治体によって異なる場合があるため、まずは近くの支援機関に相談してみましょう。

  1. 事業所を見学・体験する

就労移行支援事業所によって提供されるプログラムや雰囲気は異なります。

事前に見学や体験を申し込み、自分に合った事業所を選ぶことが重要です。

  1. 計画を立てて利用する

事業所を利用する期間は原則2年間ですが、その間に何を学び、どのように就職を目指すのかを計画的に考えることが大切です。

担当スタッフと相談しながら、自分に合ったプログラムを選びましょう。

■まとめ

大学卒業後に就職を目指す際、すぐに働くことに不安がある場合は、「就労移行支援事業所」という選択肢を検討してみるのも良いでしょう。

職業スキルの習得や、職場実習、メンタルサポートを受けながら、自分に合った仕事を見つけることができます。

焦らず、自分に合った環境で働くための準備を整えることが、将来的な安定した就労につながります。

自分に最適な選択肢を見つけ、安心して社会人生活をスタートさせましょう。

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