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2025.05.16

移行支援

相談支援事業所とは?/サービス内容など解説!

「障害福祉サービスって、色々あるけれど、どこに相談すればいいの?」
「自分に合った支援ってどうやって見つけるの?」

そんな疑問を持たれたことはありませんか?
今回は、福祉サービスを利用するうえで最初の窓口ともいえる「相談支援事業所」について、その役割やサービス内容をわかりやすくご紹介します。

相談支援事業所とは?

相談支援事業所とは、障害のある方やそのご家族が、自立した生活や社会参加を実現するために、どのような福祉サービスを利用すればよいか一緒に考え、計画を立てる場所です。

障害福祉サービスを利用する際には、市区町村への「サービス等利用計画書」の提出が必要となりますが、この計画書の作成や、本人の希望を反映したサービスの調整などを担うのが、相談支援専門員です。

主なサービス内容

相談支援事業所で受けられる支援には、以下のようなものがあります。

サービス等利用計画の作成・更新

障害福祉サービスを利用するには、「サービス等利用計画書」の作成が必要です。
相談支援専門員が面談を通じて、生活状況や希望を把握し、どんな支援が必要かを整理します。
初回だけでなく、定期的なモニタリングにより、計画の見直しや更新も行います。

必要な福祉サービスの紹介と調整

就労支援、生活介護、グループホーム、移動支援など、様々な福祉サービスの中から、利用者に合ったものを提案・調整します。

また、複数の支援機関と連携しながら、生活全体を支える体制づくりを支援します。

家庭・生活の悩み相談

福祉サービスに限らず、日常生活の困りごとや家族関係、将来のことなども相談できます。

必要に応じて医療機関や教育機関、行政との連携も行います。

権利擁護・意思決定支援

本人の意思が尊重されるよう、コミュニケーションの補助や、代弁的な支援も行われます。

支援の場において、本人が主体的に決定できるようサポートするのも相談支援の大切な役割です。

どんな人が利用できるの?

相談支援事業所の対象となるのは、障害者手帳を持つ方だけでなく、医師の意見書や診断書で福祉サービスが必要と認められた方も含まれます。

発達障害、精神障害、知的障害、身体障害のある方など、年齢や障害の種類を問わず利用可能です。
また、18歳未満の児童を対象にした「障害児相談支援」という枠組みもあります。

利用の流れ

  1. 市町村の障害福祉担当窓口に相談(または医療機関から紹介)
  2. 相談支援事業所と契約
  3. サービス等利用計画の作成
  4. 福祉サービスの利用開始
  5. 定期的なモニタリング・計画の見直し

費用はかかるの?

相談支援事業所のサービスは、原則として無料で利用できます(自治体が費用を負担する制度)。
ただし、交通費や一部の書類発行などで費用が発生する場合もあるため、事前に確認すると安心です。

 

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