移行支援
【仕事探しが不安なあなたへ】双極性障害(躁うつ病)の方に向いている仕事とは?配慮ポイントと就労支援の活用法も紹介!
こんにちは。
就労移行支援事業所エールです。
今回は、「双極性障害(躁うつ病)」をお持ちの方に向けたお仕事選びのヒントと、職場での配慮のポイントについてご紹介します。
「気分の波があるけれど、自分にできる仕事ってあるのかな…?」
「働いてみたいけど、また調子を崩したらどうしよう…」
そんなお悩みを持つ方に、少しでも希望を持っていただける内容になれば嬉しいです。
◆ 双極性障害ってどんな病気?
まず簡単におさらいすると、双極性障害は、「気分が高まる躁状態」と、「落ち込むうつ状態」が周期的に現れる疾患です。
- 躁状態では、活動的になりすぎて睡眠が減ったり、衝動的な行動をとったりすることがあります。
- うつ状態では、気力が出ず、日常生活に支障をきたすこともあります。
こうした気分の波があるため、「安定して働けるのか?」という不安を抱く方が少なくありません。
でも実際には、自分の特徴を理解し、職場での配慮を受けながら働く方もたくさんいます。
◆ 双極性障害の方に向いている仕事の特徴
双極性障害があるからといって、「これしかできない」というわけではありませんが、以下のような仕事や職場環境が比較的取り組みやすいと言われています。
- マイペースでできる作業系の仕事
- データ入力
- 文書スキャン・仕分け
- 軽作業(封入やシール貼りなど)
→ 気分の波があっても、業務量の調整がしやすい環境なら安心です。
- ルーティンのある事務系の仕事
- 一般事務
- 経理補助
- 清掃業務(決まった手順で行えるもの)
→ 決まった流れで動ける仕事は、気持ちが落ち着きやすい傾向があります。
- 在宅勤務・テレワークが可能な仕事
- Webライティング
- デザイン・イラスト制作
- プログラミング補助
→ 自分のペースで進められ、体調に合わせて働ける柔軟性がメリットです。
◆ 職場にお願いしたい配慮ポイント
仕事をする上では、「自分に必要な配慮」を知ることが大切です。以下のような配慮が、実際の現場でも取り入れられています。
- 勤務時間や出勤頻度の調整
→ 調子が不安定な時期は短時間勤務や休養日を取り入れることで負担を減らせます。
- 業務量の調整や、急な変更を避ける
→ スケジュールが安定していると、気分の波に左右されにくくなります。
- 気軽に相談できる環境づくり
→ 信頼できる上司や担当者に、状態の変化を伝えやすくすることで、悪化を防ぎやすくなります。
- 睡眠リズムを保てるような配慮
→ 早朝勤務などを避け、規則正しい生活を続けやすい勤務形態が望ましいです。
◆ 就労移行支援を利用するメリット
エールのような就労移行支援では、双極性障害のある方の特性を理解し、以下のような支援を行っています。
- 自分の特性と向き合う支援(リカバリープログラムなど)
- 適性や希望に合った職場の提案
- 企業とのマッチング・職場実習の調整
- 体調を安定させるための生活リズムづくり
- 就職後の定着支援(定期フォローや相談対応)
利用者さんの中には、「以前はすぐに辞めてしまっていたけど、今は半年以上安定して働けている」という方もいます。
◆ 最後に:不安があっても大丈夫。あなたの「働きたい」を応援します
双極性障害があるからといって、働くことをあきらめる必要はありません。
自分の状態を理解し、必要なサポートを受けながら、あなたらしい働き方を目指すことができます。
「今は不安が大きいけれど、いつか働けたらいいな」
そんな気持ちが少しでもあるなら、まずはエールにご相談ください。
あなたのペースに合わせた支援で、“働く未来”を一緒に見つけていきましょう。
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